2017年8月1〜7日は、第26回目世界母乳栄養週であり、主題は「母乳栄養共同堅持」である。目的は、全社会、多部門、多層別、多方面で力を合わせて、母乳栄養を保護、促進と支持するよう提唱して動員するためである。7月28日、北京市衛生計生委は、北京市母乳栄養マスコミ交流会を開催し、現在北京市による母乳栄養推進の政策措置を紹介して、母乳栄養の科学知識を普及させて、社会と公衆の母乳栄養重要性に対する正しい認識を促進し、及び母乳栄養を支持するためである。元北京市衛生局婦幼衛生処の陳靖宇処長、北京大学人民病院産科王山米教授、北京大学第一病院産科劉軍看護師長、中国人民解放軍第302病院小児科張雪峰主任、元北京婦産病院護理部王立新主任は、招きに応じて専門家として出席した。委高齢者と婦幼健康サービス処、公衆権益保障処の関係者、北京市衛生計生ホットライン(12320)及び北京テレビ局、健康北京、新京報等マスコミ記者の約20人が会議に参加した。
北京市衛生計生委高齢者と婦幼健康サービス処の処長郗淑艶は、次のように紹介した。即ち母乳栄養が児童の健康を促進することに対しとても重要であり、母乳栄養は産婦の体回復を促進し、出産後の出血を減少し、母親の乳癌と卵巣癌の危険を減少すること。母乳の中に赤ん坊0〜6月の成長に必要なすべての営養を含んでおり、消化と吸収をし易いこと。母乳栄養は赤ん坊の気道感染、アレルギー、下痢等疾病発生を予防でき、児童期肥満リスクを減少すること。児童の口腔発育を促進し、歯の不正咬合を予防すること。母児の感情を増やし、児童情感の発達に有利すること。赤ん坊の最初の6ヶ月以内に、母親は純粋な母乳栄養を堅持すること。6ヶ月から適当な離乳食を加えた後、相変わらず母乳栄養を赤ん坊2歳或いは2歳以上になるまで堅持すること。北京市の母乳栄養を上手く行うために、北京市衛生計生委は、以下の幾つかの内容を重点とする。即ち一、愛嬰サービス管理を強めること。2013年、世界衛生組織及び国連児童基金会の要求により、全国で率先して愛嬰病院の再審査をし始め、全市105社の医療機構を北京市愛嬰病院に確認していること。2015年、愛嬰病院のサービス陣営を拡大するために、また全国で率先して児童専科病院愛嬰病院の創設を行い、北京児童病院、首都児科研究所付属児童病院、京都児童病院は評価に合格する。2017年、愛嬰病院の再審査と新一輪の愛嬰病院の創設を起動した。愛嬰サービスの「病院で、コミュニティへ出かけ、家庭に入る」の連続的管理と総合的新しい促進モードを構築するために、2013年から、北京市衛生計生委は、全市で愛嬰コミュニティの創設を行い、コミュニティ衛生サービス機構の中に母乳栄養を提唱して推し広める。現在、北京市には、愛嬰コミュニティを288社有しており、今年、また27社のコミュニティ衛生サービスセンターが愛嬰コミュニティの創設に参与し、全市のコミュニティ衛生サービスセンターが愛嬰サービスに参与するカバー率は、90%以上に達している。二、大いに母乳栄養宣伝を行う。愛嬰病院の中に、電子マスコミ、宣伝用展示板、宣伝マニュアル等の助けを借りて、母乳栄養の長所を紹介し、《世界衛生組織による母乳栄養成功の十個促進措置》、世界衛生組織の《国際母乳代用品販売規則》と《本院による母乳栄養成功の十点促進措置》を宣伝する。妊婦学校の中に、母乳栄養課程を設置し、母乳栄養の知識スキルを広く伝える。年ごとに、母乳栄養週等に合わせて、母乳栄養の宣伝活動を開催し、全社会の母乳栄養を保護、促進、支持するよい雰囲気を作る。三、母乳栄養の支持プラットフォームを提供する。充分に愛嬰病院の母乳栄養問合せ外来診療、母乳栄養問合せホットラインと北京市衛生計生ホットライン12320等方式を利用し、直ちに産婦母乳栄養の困惑を解決し、母乳栄養問合せサービスの品質と可及性を高める。四、監督管理を強める。北京市は、純粋な母乳栄養率を、《北京市「十三五」時期の児童発展計画》及び各区の婦幼健康に対する業績評価の内容に入れて、各区による母乳栄養の推進を催促する。
その後、北京市衛生計生委の関連責任者と専門家とは、共同でマスコミ記者のインタビューを受け、北京市愛嬰サービス推進の政策措置と母乳栄養の科学普及知識等について交流検討を行っていた。