2025年1月22日、北京市衛生健康委員会で海外医療支援チームへの春節遠隔応援活動が開催された。国家衛生健康委員会国際合作司の何炤華副司長(一級巡視員兼任)、北京市衛生健康委員会党委員会の鐘東波書記が会議に出席して演説をした。同委員会の劉俊彩主任が応援活動の司会を務めた。
何炤華副司長は国家衛生健康委員会国際合作司を代表して、全国の海外医療支援チームのメンバー全員とその家族に新年の挨拶をし、「北京市は常に中国の海外医療支援活動の最前線で活躍し、特にギニアとバヌアツへの両医療支援チームは中国の医療支援チームの精神を十分に発揮し、関連する仕事の経験と実践は参考と普及に値する。今後、北京市が引き続き主導的な役割を果たし、中国・アフリカ協力フォーラムと全国衛生健康工作会議の開催により大きく貢献することが期待される」と述べた。
鐘東波書記は北京市から派遣された両医療支援チームのメンバー全員とその家族に新年の祝福と心からの挨拶を贈り、2024年の医療チームの業績を振り返り、「両医療支援チームは引き続き党組織の建設を強化し、国家外交の大局に貢献し、海外医療支援活動の形式と内容を絶えず多様化するとともに、断固として安全確保の基準を守り、チームの団結・安定とチームメンバーの心身の健康を確保し、安全かつ平和で、楽しくて暖かい春節を迎える」という期待を述べた。
劉俊彩主任は司会を務める際に、両医療支援チームの業績を総括し、「過去1年間、両医療支援チームは想像を絶する多くの困難を克服し、並外れた成果を挙げ、中国と首都の医療従事者の風格を十分に発揮した。私たちは、医療支援チームのメンバー全員とその家族、そして各派遣機関に、海外医療支援という大義に向けた貢献に感謝する。今後、メンバー全員が努力を続け、中国の医療支援チームの優れた伝統を継承し、首都における海外医療支援活動の質の高い発展にさらに貢献することが期待される」と述べた。
対ギニアと対バヌアツの医療支援チーム長は2024年の医療支援チームの活動を報告した。各派遣機関の主な指導者は遠く離れた海外医療支援チームのメンバー全員に祝福を贈り、「今後、海外医療支援チームの活動を保障するために、効果的な措置を引き続き実施する」と述べた。
北京市衛生健康委員会の鄭晋普二級巡視員、同委員会弁公室、国際合作処、医政処、幹部人事処、機関党委員会の主な責任者、各派遣機関の指導グループのメンバー、関連する各中級部門の責任者が活動に参加した。
第30回対ギニア医療支援チームは2023年9月15日に、第3回対バヌアツ医療支援チームは2024年9月3日に、それぞれ海外医療支援任務を遂行するために被援助国へ出発した。対ギニア医療支援チームは、脳心連携(脳神経外科と循環器内科が連携を取り合うシームレスな治療)、救急外傷や低侵襲技術などの各方面で積極的に研究し、海外協力メカニズムの各プロジェクトを真剣に推進し、中国・ギニア友好病院の心脳血管統合診断治療センターを同病院で正式に設立した。第3回対バヌアツ医療支援チームは2024年12月、マグニチュード7.3の大地震に見舞われ、水、電気、インターネットが遮断された困難な状況の中、現地の地震救援と医療活動に迅速に参加し、中国とバヌアツの各方面から高く評価され、称賛された。
