北京市衛生健康委員会は、「基層(行政末端)重視」という新時代の中国共産党の衛生・健康事業の方針を徹底的に実施し、基層医療従事者の基本的な診断・治療と医療・予防統合サービスを継続的に強化・改善するため、基層衛生人材の育成を基層の衛生の質の高い発展を促進する重要な手段と位置づけ、これまでに36人のコミュニティ衛生専門家、143人のコミュニティ健康管理専門家、2,256人のコミュニティ衛生事業基幹人材を育成した。また、コミュニティ衛生管理幹部の職務能力を向上させるため、学際的かつ多角的な継続教育を実施した。これまでに9,000人以上が訓練を受けた。現在、市内のコミュニティ衛生事業従事者は合計4.44万人で、2019年に比べてコミュニティ衛生サービス機関の定員は1,550人増加し、衛生技術者は5,649人増加した。これにより、基層衛生事業従事者はさらに増加した。学士以上の衛生技術者が57%、上級の技術職者が9.1%で、基層衛生事業従事者の構造をさらに最適化した。
2024年、北京市衛生健康委員会は一般医学症例、漢方医学、リハビリテーション、介護、予防衛生、薬学の6つの重点職能の育成と能力向上に焦点を当て、全市で基層衛生人材向けの職能訓練キャンペーンを実施した。全市のオンライン理論学習への参加者は4万人近くに達し、6,149人が技能実習に参加し、228人が市レベルの技能訓練と評価に入った。12月29日、全市の末端衛生・健康関連機関の衛生事業従事者向けの職能訓練の総括・成果発表活動が行われた。医療・予防知識クイズなどの熾烈な競争を経て、最終的に6つの職能の技能大会で39人が優秀賞を獲得し、6機関が区レベルの優秀組織賞を獲得した。
現場では、北京市衛生健康委員会の王建輝副主任が最終選考に残った選手たちを高く評価し、受賞した機関と個人に賛辞を述べた。また、「近年、北京市の基層衛生・健康事業は急速な発展を遂げた。基層衛生サービスシステムをさらに改善し、基層衛生サービスチームをさらに拡大し、基層医療サービスの能力を急速に向上させ、コミュニティ衛生サービスの発展環境を改善した。今後、引き続き『人材が最重要資源』という理念を堅持し、能力向上と活力強化の観点から基層衛生人材チームの建設を強化・安定化し、基層衛生・健康サービスの基盤を強化していく。」と強調した。