2023年中国国際サービス貿易交易会(以下、交流会)は予定通り開催された。9月3日、北京市衛生健康委員会の退職幹部処、国際協力・交流処は同委員会関連機関の50人近くの退役幹部の代表者を共同で組織し、交流会の首鋼パークを訪れ、健康・衛生分野の新たな動向、技術、成果を体験し、新たな旅立ちのための知恵と力を集めた。

今年の交流会の9つのテーマ部門の1つである「健康・衛生サービス」は「三医(医療保険体制改革、医療衛生体制改革、医薬品流通体制改革)」の連動に基づき、国内外の多くの有名医療機関や大手企業を集め、健康・衛生分野における科学技術やイノベーションの新たな動向を示した。テーマ別展示会は主要公共福祉、ハイテク企業、伝統的な漢方薬の3つの重点展示エリアが設けられ、公共衛生サービス、生物医学イノベーション、医療のデジタル化・スマート化、スマート養老、伝統医学の5つの主要分野をカバーした。
まず、主要公共福祉の展示エリアでは、退職幹部たちは北京市疾病予防管理センターの「使命」と「公共福祉」のコンセプトに焦点を当て、展示ボードを見ながら、インタラクティブなサービスを体験した。初めて展示された香港特別行政区病院管理局のブースでは、退職幹部たちは医療サービスの紹介や情報統合などの体験談に耳を傾けた。初めて設置された「首都医薬品健康革新成果展示エリア」では、退職幹部たちは首都の科学技術と革新的な医療シーンを体験し、医療機関の革新的な活力と医療・衛生技術の発展の新たな展望を十分に実感じた。
次に、ハイテク企業の展示エリアでは、多くの「中国スマート製造」革新医療機器、手術ロボット、5次元ホログラフィック非破壊デジタルPET/CT、革新生物医学、スマート病院トータル・ソリューションなどの一連の画期的な成果を歩きながら見学し、新たな視点と経験を得た。

さらに、伝統的な漢方薬の展示エリアでは、退職幹部たちは漢方薬産業の優れた資源、ブランドマトリックスを見学し、薬食同源(生薬と食物とはその源が同じ)を体験し、特色ある成果を商用化した製品を試用した。また、デジタル漢方経絡治療ロボットに立ち寄り、伝統的な漢方経絡・経穴治療とAIの組み合わせによる「手+目+脳」の統合を体験し、伝統的な漢方薬がデジタル化によって新たな活力を生み出していることを効果的に実感した。

「展示会の見学はよく組織され、サービスも素晴らしく、私たちは進歩と得難い経験を得た。衛生・健康分野における革新的な能力と質の高い発展の新たな成果を見ることができたことを誇りに思う」と退職幹部たちは嬉しそうに言った。また、「このイベントをきっかけに、業界と専門分野の最先端動向を追跡・了解し、首都の医療科学技術の革新を応援し、助言と提案を提供するとともに、人々の健康によりよく奉仕するためのスマート医療を支援したい」と述べた。
