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北京朝陽病院の童朝暉氏ら4名が「2021北京模範」に当選・ノミネート
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:01/21/2022

2022年1月4日夜、北京市党委員会宣伝部と首都文明弁公室が主催する「2021北京模範」授賞式で、北京市衛生健康委員会に推薦された北京朝陽病院の童朝暉副院長が「2021北京模範」に選出された。北京胸科病院結核内科前主任の馬璵氏、北京市疾病予防管理センターの龐星火副主任、北京協和病院検査科の邱玲副主任が「2021北京模範」の月間リストに選出され、年間リストにもノミネートされた。北京老年病院精神心理一科の孟偉看護師長が「2021北京模範」の週間リストに選出ばれた。また、北京冬季オリンピック宣伝説明団の団員である北京積水潭病院外傷整形外科の孫旭副主任医師と中国中医科学院西苑病院救急医学科の付妍主治医師が、北京市衛生健康委員会の推薦により「2021北京模範」の年間リスト特別賞を受賞した。

2021年11月16日から11月29日まで、北京市衛生健康委員会は「2021北京模範」年間リスト候補者4名、すなわち北京朝陽病院の童朝暉氏、北京胸科病院の馬璵氏、北京疾病予防管理センターの龐星火氏、北京協和病院の邱玲氏の模範的な業績を公式サイト、首都保健ウェイボー、健康北京のウェイチャット公式アカウント、京華衛生のウェイチャット公式アカウントに公開した。

2022年1月4日現在、累計読者数は27.44万人以上に達し、ネットユーザーから賞賛を浴びた。290.2万人以上のフォロワーを持つネットインフルエンサーの「救急医師賈大成」さんは、「邱玲主任は科学技術だけでなく、首都の医療スタッフの熱血と100年の歴史を持つ協和病院の精神をチベットの人々に残し、少数民族地域の医療・衛生事業の発展と中国の健康増進に貢献しました。彼女はまた、私たち医療関係者が見習うべき模範を示してくれたのです」と述べた。ネットユーザーの「健康使者李宇森」さんは、「『最高の処方箋は愛だ』とは馬璵氏がかつて言いました。この処方箋で何人の人が治ったのでしょう」と語った。ネットユーザーの「辺億·辺尋」さんは、「重症八仙の一人(童朝暉氏)は定海神針のような存在です、ありがとうございます」とコメントした。ネットユーザーの「George86922」さんは、「火は金を克し、肺は金に属します。小さい火でも野原を焼き尽くすことができます、肺病の治療も(龐)星の火が必要です」と発言した。

知るところでは、北京模範大型特別活動の組織委員会は北京市衛生健康委員会に推薦された童朝暉氏を含む4人の年間候補者について、全国のネットユーザーから340件以上のコメントを受け取り、ネットユーザーの大多数はこれらの医療従事者を賞賛していた。ネットユーザーの「博軒」さんは、「医療従事者として、疫病に直面して身の安全を顧みず、必要なところにはどこへでも駆けつけ、人々の健康を心から考えている童朝暉院長の姿に学ぶところがあります。私自身は防疫活動に参加しているものの、まだまだ知識が不足していると感じています。今後は、同じ業界の模範者から積極的に学び、熟練した技術から学び、正しい人生観や価値観から学びたいと思います」と述べた。ネットユーザーの「娟児 」さんは、「重要な時期に勇敢に立ち向かっているのは平素の努力の積み重ねにつながるのです。昔、童朝暉院長から重症患者を治療する際の注意点について指導を受けたことがあります。20年経った今でも、呼吸器ICUの教え子たちは童朝暉院長から丁寧な指導を受けています。私たちは呼吸器科の出身ではありませんが、童朝暉院長の指導により、北京朝陽病院では多くの新入医師が献身的かつ精力的に仕事に取り組んでいます。初心を忘れず、患者さんに奉仕します」という真摯な言葉を述べた。

ネットユーザーの「HX湘」さんは、「まさに『素衣赤胆豪侠義、白発蒼顔天使心』のように、 66年間奮闘して、著書17冊、論文130本以上......これらの輝かしい履歴は、あなたの人生の輝きとして咲いたのです。高い医療技術で人命を救うことは誰からも賞賛されます。まさに生命の樹の守護者、白衣の天使です」と馬璵氏を褒め称えた。ネットユーザーの「99スーパーガールハートおばさん」さんは、「臨床医学の学生として、馬先生に敬意を表したいです!90歳近くの高齢で、まだ患者さんと親しく接しているのですから、私たちも見習うべきところがあります。将来、正式に臨床の場に出たときにも、自分の知識を活かして、すべての患者さんを助け、生涯医療事業に携わりたいと思います」と語った。

ネットユーザーの「綿綿」さんは、「龐星火氏は長年、感染症の予防・抑制に従事しており、感染症予防・抑制分野で権威のある専門家です。数回の大規模な疫病の予防・制御および大規模なイベントにおける公衆衛生の保護において重要な役割を担っています。仕事では、困難を乗り越え、前に進み、重要な任務を背負うことに果敢に挑戦します。彼女は新型コロナウイルス感染症の感染予防・抑制に重要な貢献をしたのです。数え切れないほどの模範者がいますから、かれらから学ぶべきです」と語った。ネットユーザーの「LTZ楊潔」さんは、「私は毎回記者会見で龐先生を見ることを楽しみにしています。龐先生は誰もが流行の予防・抑制に安心感と自信を持っているように、穏やかで落ち着いた話し方が好きです。私は記者会見で龐先生を見ていない限り、それは確認症例がないことを意味することが分かります。龐先生の背後には、彼女を支える何百万人もの一般人がいます。私は『必要なとき以外は北京市を離れず、集まらず、こまめに手を洗い、こまめに換気するようにしてください』という龐先生の言葉をしっかりと覚えています」と述べた。

ネットユーザーの「ネクタイが好き」さんは、「北京協和病院の邱玲医師はチベットを援助し、国際基準を満たす最高な海抜である実験室を建設し、何度もチベットを援助し、臨床検査センターの設立を推進し、3年をかけて完全な品質システムを構築し、実践的な行動でチベットの人々に奉仕し貢献し、祖国のフロンティア建設に貢献します」と述べた。熱心なネットユーザーの「精緻」さんも、邱玲のために詩を書いた。

協和病院臨床検査科、邱玲氏のチベット支援で大きな成果を収める。

国際水準のハイレベルを実現し、研究室では嬉しい出来事も多い。

チベットの人々は重い病気になってもチベットを出る必要はないのは、彼女は多くの試験と研修を行うからだ。

彼女は何度もチベットに戻って教育に取り組み、そのお手本の力は言うまでもない。

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北京朝陽病院の童朝暉副院長は2021年度の「北京模範」トップ10の一人として表彰され、授賞式に出席した。 (写真提供:北京朝陽病院)

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北京朝陽病院の童朝暉副院長は2021年度の「北京模範」トップ10の一人として表彰された。 (写真提供:北京朝陽病院)

童朝暉氏、男性、1965年4月に生まれ、1988年7月に就職し、1986年1月に中国共産党に入党した。北京朝陽病院党委員会常務委員・副院長、北京呼吸疾病研究所所長・主治医師を務める。中国における呼吸器・救命救急医学の著名な専門家である。新型コロナウイルス感染症と闘う中、彼はネットユーザーから「重症八仙」の一人と称された。2020年1月18日、中央指導グループの専門家として武漢市に到着し、武漢市と周辺都市の20の病院で数千人の重症患者の治療に参加・指導し、その後他の地域に移動して250日以上コロナ対策に従事し、多くの重症患者の治療に成功した。30年以上、呼吸器・救命救急医学の患者の臨床治療と科学研究に従事し、国家突発公共衛生事件の応急処置と医療治療に何度も参加したことがある。彼は「医者の職業は患者を見たら救うことです。党員としては、国が困っているときこそ、先頭に立たなければならないのです」と述べた。

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北京胸科病院結核内科の前主任である馬璵氏が「2021北京模範」の年間リストにノミネートされた。 (写真提供:北京胸科病院)

馬璵氏、女性、1932年2月に生まれ、1955年9月に就職し、1960年5月に中国共産党に入党した。北京胸科病院結核内科の前主任、定年退職後の再雇用専門家で、研究員でもある。2021年4月24日に、世界保健機関(WHO)の結核・エイズ親善大使である彭麗媛氏が、馬璵氏の立派な医療貢献を称える書簡を発表した。90歳を目前にしながらも診療を続け、患者からは「馬さん」と慕われる存在である。66年間、青春と熱血を結核予防と治療のために捧げてきた、中国と世界の結核予防と治療分野の旗手である。また、患者の友人でもあり、一人ひとりを心で温めている。

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北京市疾病予防管理センターの龐星火副主任が「2021北京模範」の年間リストにノミネートされた (写真提供:北京疾病予防管理センター)

龐星火氏、女性、1959年9月に生まれ、1983年12月に就職し、1991年1月に中国共産党に入党した。北京市疾病予防管理センター党委員会委員・副主任、主治医師を務める。彼女は長年、感染症の予防・抑制に携わっており、感染症予防・抑制分野で権威ある専門家である。北京市で新型コロナウイルス感染症が流行した際の予防・抑制では、同センターの感染対策現場の責任者として、全市の疾病予防管理部門を指揮し、疫学調査、濃厚接触者の調査、感染源の推定などを指揮し、質の高い疫学調査と濃厚接触者の追跡・判定を感染対策の鍵とし、国の予防抑制計画を参考に、北京市の実情に合わせてより厳格な濃厚接触者管理基準を制定し、的確な感染予防・制御に確固たる保障を提供した。

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北京協和病院検査科の邱玲副主任が「2021北京模範」の年間リストにノミネートされた。 (写真提供:北京協和病院)

邱玲氏、女性、1973年4月に生まれ、1996年8月に就職し、1994年6月に中国共産党に入党した。北京協和病院検査科の副主任、研究員を務める。北京協和病院からチベットを支援する最初の「グループ式」専門家の一人として、彼女は率先して意識を変えて「造血式」支援を行い、チームを率いて、チベット自治区初の「遺伝子増幅実験室」の検収合格、チベット自治区臨床実験センターの設立推進、国際標準を満たす世界最高の臨床実験室の完成という3つのギャップを埋めることに成功した。3回にわたり、全区で600人以上の検査員に対する研修を率先して行い、チベット自治区において臨床検査分野でこのような大規模な国家レベル継続教育研修が行われたのは初めてのことだった。チベット支援終了後、5回ほどチベットに戻り、各種研修の企画・参加や関連分野の専門家による授業を行った。  

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北京老年病院精神心理一科の孟偉看護師長が「2021北京模範」の週間リストに入選された (写真提供:北京老年病病院)

孟偉氏、女性、1973年10月に生まれ、1991年12月に就職した。北京老年病院精神心理一科の看護師長で、主管看護師でもある。北京老年病院は中国初の高齢者フレンドリー病院の一つで、その核心は愛心、親孝行、気配り、自信を仕事のあらゆる面で実践することである。孟偉氏が勤務する精神心理一科は老年認知障害診療センターの一部門であり、北京市で初めて認知障害患者の治療を専門とした病棟でもある。認知障害診療センターでは、中国の伝統文化である親孝行に焦点を当て、認知症の高齢者の生活や日々の治療・ケアに親孝行の概念を取り入れている。老年認知障害診療センターでは、高齢者の安全確保を前提に、薬物療法に加え、認知機能訓練、園芸療法、音楽療法、手工芸療法、運動療法などの非薬物的介入を行い、精神症状の軽減と高齢者の生活の質の向上を図っている。

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北京冬季オリンピック宣伝説明団の団員である北京積水潭病院外傷整形外科の孫旭副主任医師(5列目右から2番目)と西苑病院救急医学科の付妍主治医師(3列目右から2番目)が「2021北京模範」の年間リスト特別賞に選出された(写真提供:西苑病院)

北京冬季オリンピック宣伝説明団は北京冬季オリンピック組織委員会のスタッフをはじめ、8歳から64歳までの各界の人々で構成され、60名の団員がいる。この団には、北京市衛生健康委員会から推薦された北京積水潭病院外傷整形外科の孫旭副主任医師と中国中医科学院西苑病院救急医学科の付妍主治医師の2名が宣伝説明担当者として含まれている。「海坨の頂上でのライフガード」、「スキードクターの育成法」をテーマとして、冬季オリンピックに協力した物語を述べた。彼らは全市や天津、河北、福建、湖北、青海、内モンゴルなどの省、自治区、直轄市を訪問し、中国におけるヨーロッパ17カ国の若者たちに特別講演し、聴衆から賞賛された。