北京市結核病制御システムの専業者が学校で集団発生した肺結核を処置する能力を向上させるため、10月18日、北京市衛生と計画出産委員会、北京結核病制御研究所は学校の肺結核発生現場の流行病学的な調査処置に関する研修班を共催した。北京市結核病予防制御機構の80人余りが今回の研修班に参加した。

  開幕式で、北京市衛生と計画出産委員会疾病制御処長劉清華の発言は、「北京市が学校の結核病の予防制御事業を非常に重視する。近年来、学校の結核病の発生状況が平穏であるが、学生の出身地域が多いと各地域の差別が大きいため、北京市の結核病の予防制御事業にリスクをもたらす。北京市結核病予防制御システムが流行病学的な調査能力を向上し、学校の結核病の発生をより一層予防制御するため、中国現場流行病学研修プロジェクトの研修チームは北京市衛生と計画出産委員会の招聘を受け、今回の研修を設計して組織する。今回の研修によって北京市結核病制御システムの専業者が現場での流行病学的な調査能力を全面的に向上させる」ことを指摘した。

  中国現場流行病学研修プロジェクの指導教官になる研究員張麗傑は学校で発生した結核病の現場調査?処置のやり方と手順を説明した。専門家は専業理論と実例を合わせて、結核病発生現場の調査の13箇の手順、現場調査の注意点、予防と制御の措置などの内容を強調した。中国疾病予防制御センターの研究員張麗傑、研究員馬会来、研究員張慧と北京市結核病制御研究所の教授屠徳華の4人の専門家は、かつて西城区、海淀区、昌平区、大興区の学校で発生した肺結核に対する調査と処置の措置を評価?分析し、理論と実例の評価によって、北京市結核病予防制御システムの専業者が現場での流行病学的な調査理論を理解する能力とそれを実際に利用する能力をより一層強化した。