一、法定伝染病の患者

2025年3月（3月1日0時～3月31日24時）、北京市では21種類の法定伝染病の患者20,565人、死亡者6人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、淋菌感染症（淋病）、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症などです。

二、健康上のアドバイス

春になると、気温が徐々に上昇し、昼夜の寒暖差が大きくなり、一部の感染症が流行しています。そのため、次の予防措置をしっかりととるようお願いします。一、個人の予防意識を高めます。室内外の気温に応じて衣服の増減を行います。咳やくしゃみをする時、ティッシュやタオルで鼻と口を覆い、手指の衛生に注意します。混雑した場所に行く時、または天候に応じてマスクを着用します。二、健康モニタリングと健康管理を強化します。自分自身や家族の健康状態に細心の注意を払い、発熱、咳、嘔吐、下痢などの症状が出た場合、必要に応じて医師に相談するとともに、外出歴や接触歴を率先して伝えます。三、主要施設で予防・管理対策を強化します。学校、保育施設、老人ホームなどの主要施設では、感染症の予防と管理に関する広報と教育、日常的な環境消毒の強化、午前と午後の体温検査、欠席者の追跡調査、予防接種、健康教育などの総合的な予防・管理対策を実施します。四、衛生習慣を身につけます。家庭環境を清潔に保ち、室内の換気を定期的にします。旅行中や会食中の食べ物や水の安全性に注意します。野外活動では、鳥類など野生動物との接触を避けます。