一、法定伝染病の患者
2025年2月(2月1日0時~2月28日24時)、北京市では22種類の法定伝染病の患者30,921人、死亡者17人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、淋菌感染症(淋病)、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症、手足口病などです。
二、健康上のアドバイス
3月は冬から春へと移り変わる季節で、朝晩の気温差が大きく、呼吸器感染症や腸管感染症の感染リスクが高いです。そのため、次の予防措置をしっかりととるようお願いします。一、個人的な予防措置をとります。風通しの悪い場所、大勢の人が集まる場所で活動する場合や、公共交通機関で移動する場合、科学的にマスクを着用し、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちます。咳やくしゃみをする時、ティッシュペーパーやひじなどで口と鼻を覆い、こまめに手を洗います。二、健康モニタリングをしっかりと行います。発熱や下痢などの症状が出た場合、自宅で安静にし、病状をよく観察し、必要に応じて医師の診察を受けます。三、重要な場所で伝染病の予防と管理を強化します。保育施設、学校、老人ホーム、社会福祉施設は、内部管理を強化し、職員の日常的な予防措置と健康モニタリングをしっかりと行い、集団発生を防ぐために、朝・昼の体温検査、健康教育、環境消毒、病気による欠席の記録などの対策を実施します。四、予防接種を引き続きしっかりと行います。高齢者や基礎疾患のある人など、感染症にかかりやすい人は予防と管理の必要性に応じて、積極的に予防接種を受けるよう推奨されます。学齢期の子どもたちは予防接種の規定に従い、適時に予防接種を受けます。五、健康的なライフスタイルを実施します。室内の風通しを良くし、生ものと加熱したものを分けて保存し、腐敗したものや生ものを口にせず、生水を飲まず、バランスの取れた食事、適度な運動、規則正しい仕事と休養で免疫力を高めます。