北京市における法定伝染病の報告(2024年10月)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:11/15/2024

一、法定伝染病の患者

2024年10月(10月1日0時~10月31日24時)、北京市では22種類の法定伝染病の患者10,381人、死亡者8人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、百日咳、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症、手足口病などです。

二、健康上のアドバイス

秋から冬に変わり、気温が下がる季節には、呼吸器感染症や一部の腸管感染症の罹患率が高くなります。そのため、次の予防措置をしっかりととるようお願いします。一、個人的な予防措置をとります。気温に応じて暖かい服装を選び、手指衛生と咳エチケットに注意します。虚弱体質の人や基礎疾患を持つ高齢者は混雑した場所に移動する際には、予防措置を徹底する必要があります。二、適時にワクチンを接種します。高齢者や小中学生などは積極的にインフルエンザワクチンを接種し、小学生(学童期)は予防接種スケジュールに従って他のワクチンを接種することが推奨されます。三、環境を清潔に保ちます。室内の衛生を保ち、天候が良ければ1日2回以上窓を開けて換気し、公共の場では接触頻度の高いドアの取っ手やエレベーターのボタンの清掃・消毒を強化することが推奨されます。四、保育施設、学校など、大勢の人が集まる場所は日々の健康監視を強化し、午前と午後の体温検査、病気による欠席の登録と報告制度を厳格に実施し、換気、消毒、緊急時の対応をしっかりと行う必要があります。五、健康的なライフスタイルを維持します。規則正しい労働と休息、適度な運動、健康的な食事を確保します。発熱、咳、倦怠感、嘔吐などの症状が現れた場合、十分な休養をとり、科学的にマスクを着用し、他人との接触を最小限にとどめ、症状の経過を注意深く観察し、速やかに医師の診察を受ける必要があります。