一、法定伝染病の患者
2024年9月(9月1日0時~9月30日24時)、北京市では22種類の法定伝染病の患者21,277人、死亡者10人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、百日咳、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症、手足口病などです。サーベイランスデータによると、北京市市の現在の新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス感染は非流行レベルで推移しています。
二、健康上のアドバイス
秋になり気候が涼しくなる中、次の予防措置をしっかりととるようお願いします。一、個人的な予防措置をとります。風邪やインフルエンザに感染しないよう、天候に合わせて衣服の増減を行い、科学的にマスクを着用し、手指衛生に注意します。インフルエンザやその他の予防接種の対象となる一般市民は、積極的に予防接種を受けることが大切です。二、食品や飲用水の安全性を確保します。生の食材と調理済みの食材を分けて調理し、加熱不十分な肉や水産物を食べず、野生のキノコや果物を採らず、生水を飲みません。三、環境衛生を保ちます。窓を適度に開けて換気し、家庭環境、特にテーブルや椅子、ドアの取っ手など、頻繁に接触する家具や子どもがよく使うものを定期的に清掃・消毒します。四、保育施設、学校など、大勢の人が集まる場所は食品と飲用水の安全管理を強化し、午前と午後の体温検査と病気による欠席を記録します。嘔吐や下痢などの症状が見られた児童・生徒については、標準化された方法で治療を行い、報告します。五、個人の健康管理をしっかり行います。発熱、咳、嘔吐、発疹などの症状が現れた場合、人混みを避け、体調に合わせて医療機関を受診し、渡航歴や接触歴を主治医に伝え、病気を押して出勤・登校しないようにしましょう。