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北京市法定伝染病の流行状況(2024年7月)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/16/2024
一、流行状況の概要
2024年7月(7月1日0時~7月31日24時)、北京市では23種類の法定伝染病の患者17,475人、死亡者22人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症、手足口病などです。
二、健康上のアドバイス
現在、高温や洪水が多い時期を迎えるにあたり、気候変動や旅行の増加に伴い、腸管感染症や呼吸器系感染症、昆虫媒介感染症やその他の感染症が蔓延するリスクは依然として高いです。暑い夏を乗り切るために、次の予防措置をしっかりととるようお願いします。一、個人衛生に注意します。咳やくしゃみをする時に口と鼻を覆い、こまめに手を洗うなど、衛生習慣を守ります。水の中を歩いたり、雨で濡れたりした後、速やかに水で肌を洗い流します。二、食べ物と水の衛生に注意します。生水は飲まず、沸騰した水と合格基準を満たすペットボトル飲料水・ミネラルウォーターを飲み、生もの、半生肉、生の水産物(海産物)を食べないよう注意します。雨に濡れた食べ物や飲み物はそのまま廃棄し、雨に濡れた食器は再使用する前に十分に洗浄・消毒します。三、衛生的で快適な環境を維持し、気密性の高い部屋をこまめに換気します。エアコンを使用する際、不快感の原因となる過度の室内外温度差を避けるため、温度を低く設定しすぎないよう注意します。四、屋外で活動する際、気温の高い時間帯を避け、必要な蚊・ダニ対策や日焼け対策を行い、水分を十分に摂り、薄い塩分(糖分)の入った水や電解質を含む飲料を適切に補給します。五、自己の健康状態を観察し、発熱、嘔吐、下痢、咳がある場合、適度な休息をとり、必要に応じて医師の診察を受けます。