北京市法定伝染病の流行状況(2024年4月)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:05/17/2024

一、流行状況の概要

2024年4月(4月1日0時~4月30日24時)、北京市では19種類の法定伝染病の患者26,861人、死亡者5人が報告されます。報告された主な伝染病はウイルス性肝炎、赤痢、肺結核、百日咳、梅毒、新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、その他の感染性下痢症などです。

二、健康上のアドバイス

立夏を過ぎると気温が上昇し、夏の感染症が蔓延する危険性があります。そのため、市民の皆さんと従業員が集まる会社が予防措置をしっかりととるようお願いします。一、休暇・旅行から北京市に戻ったら、健康モニタリングをしっかりと行います。発熱、咳、下痢などの症状がある場合、自宅で安静にしたり、薬を服用したり、適時医療機関を受診したりするなど、体調に応じた対応をします。罹患中は個人的な注意を払い、集団行動への参加や人混みへの移動は避けます。二、定期的に室内の換気を実施し、家の床やテーブルを定期的に掃除・消毒し、屋内外の滞留水を適時に取り除きます。三、夏場は気温と湿度が徐々に上昇し、微生物が繁殖しやすく、食品が腐敗しやすいため、食事衛生に注意し、腐敗した食品を食べず、生水を飲まず、食器をよく洗浄・消毒します。個人衛生に注意し、汚れた手で目や口、鼻に触れないようにします。四、高齢者施設、保育施設、学校、社会福祉施設と従業員が集まる関連会社は日常的な予防措置と健康モニタリングをしっかりと行います。保育施設や学校では、午前と午後の健康検査、健康教育、環境の清掃・消毒を実施し、食堂の食品衛生管理にも注意しなければなりません。五、蚊やダニなどに刺されないように、草むらや日陰など湿気の多い屋外で長時間過ごすことを避けます。また、見慣れないペットや野生動物には近づかないようにします。