今週疫病流行状況(2023年7月3日から2023年7月9日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:07/28/2023

一、疫病流行状況概要

2023年第27週にわたり、全市において法定伝染病の発生数が合計16種4,816例、死亡例が4例あると報告されます。報告病例数の上位5位は新型コロナウイルス感染症、手足口病、その他の感染性下痢、肺結核とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の91.9%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定伝染病の報告件数が先週より減少します。主な報告伝染病は呼吸器感染症で、全体の70.6%を占めます。

手足口病は様々なエンテロウイルス感染によって引き起こされる小児によく見られる感染症で、5歳以下の乳幼児に流行がみられます。臨床症状は主に発熱、口腔粘膜ヘルペスまたは潰瘍、手足や臀部などの皮疹で特徴づけられますが、通常は軽症で自己制限疾患です。親や介護者に対し、罹患した子供たちの状態を注意深く観察し、速やかに医師の診察を受けること、公共物を使用した後や食事前・トイレ後にきちんと手を洗う衛生習慣を養うこと、日常生活用品を清潔にし、消毒することを呼びかけています。