一、疫病流行状況概要
2022年第50週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計11種3389例、死亡例が4例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種は新型コロナウイルス感染症、肺結核、インフルエンザ、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の98.5%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より減少しますが、主な報告感染症は呼吸器感染症で、全体の94.2%を占めます。
北京市は企業の生産・操業再開を促進するために最善を尽くしていますが、一般市民には以下のことについて注意を促しています。一、マスクの着用を堅持します。通勤時、公共交通機関、エレベーターの中ではマスクを着用し、オフィスではマスクを科学的に着用し、いつでもマスクを携帯し、人が集まる状況に応じて適切なマスクを着用します。二、オフィスの空気循環を維持します。換気の際は窓を優先的に開け、自然換気を行います。可能であれば、換気扇などの換気装置をつけて、室内の空気の流れを良くします。エアコンは使用前に洗浄・消毒を行い、空調集中換気システムを使用している場合、室内の新鮮な空気の量が衛生基準の条件を満たすようにするとともに、定期的に外窓を開けて換気を良くします。三、よく手洗いをし、衛生状態を保ちます。職場に着いたらまず手を洗います。仕事中、宅配便の荷物と接触したとき、ゴミを片付けるとき、食事の前後など、速やかに手洗いや手の消毒をします。不潔な手で口、目、鼻を触ってはいけません。外出から帰ったら、必ず最初に手を洗います。四、衛生的な環境を保ち、ゴミを適時に撤去します。エレベーターのボタン、カードパンチ機、オフィステーブル、会議テーブル、マイク、ドアの取っ手など、共用品や部品はアルコールや塩素を含む消毒液で拭いて、清掃・消毒をしっかり行う必要があります。五、食事中の予防措置。職員向けの食堂はできるだけ混雑しないようにし、食器は一人分ずつ分け、個別に消毒します。食事の購入(受け取り)の際に、手指の衛生を守り、安全なソーシャルディスタンスを保ちます。食事の際に、座席を分散させて集まらず、おしゃべりをせず、対面での食事を避けます。六、「PCR陽性後、陰性になった」後の予防措置も重要です。現在、新型コロナウイルス感染症に加え、呼吸器感染症などの感染症が多発する冬の季節を迎えています。コロナ回復後もしっかりとした気道の保護措置が必要であり、予防・管理の基準を下げてはいけません。職場復帰後、混雑で閉鎖的な公共の場でのマスク着用を堅持し、手指衛生や咳・くしゃみのエチケットに気を配ります。
