一、疫病流行状況概要
2022年第46週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1930例、死亡例が7例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種は新型コロナウイルス感染症、インフルエンザ、肺結核、ウイルス性肝炎とその他の感染性下痢であり、合わせて全体の90.0%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移しています。主な報告感染症は呼吸器感染症で、全体の70.5%を占めます。
現在、北京市では大規模なPCR検査で検出される感染者数が急速に増加しており、複数の場所や範囲で潜在的な感染リスクがあり、コロナ感染が明らかに拡大しています。北京市外や海外からの感染者流入に加えて、冬のインフルエンザなどの呼吸器感染症が感染するリスクもありますので、コロナの感染予防と制御に対するプレッシャーはさらに高まっています。そのため、市民の皆さんには予防意識を高め、不要不急な外出を減らし、予防措置をしっかりと取るようお願いします。寒い冬は屋内の閉鎖的な空間で過ごすことが多くなるため、呼吸器感染症にかかるリスクも高まります。そのため、大勢の人が集まる場所を避け、公共交通機関、エレベーター、病院の診察室など、人混みや閉鎖的な場所では常にマスクを着用し、安全なソーシャルディスタンスを保つ必要があります。窓を開けて換気することは呼吸器感染症の予防に最も重要な手段の一つです。寒い時期でも、窓やドアを一定間隔で開けて対流を起こし、室内の空気の流れを確保します。家庭内で在宅隔離者がいる場合、その人がいる部屋のドアを閉め、別の窓を開けて換気します。特に高齢者や子どもなど抵抗力の弱い人がいる家庭では、窓を開けるときの防寒対策が大切です。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
