一、疫病流行状況概要
2022年第43週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種1150例、死亡例が3例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、肺結核、その他の感染性下痢、新型コロナウイルス感染症とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の78.4%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より6.28%減少しますが、おおむね低水準で推移しています。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の41.8%と15.0%を占めます。
新型コロナウイルス感染症について、現在、市内の感染予防・制御の状況は深刻で、「市外からの流入予防、市内の感染再拡大の予防」の圧力が増加し続けています。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守し、防疫に関する個人責任を果たすようお願いします。一、中・高リスク地域と7日以内に感染者が確認された県(市、区、旗)への旅行・出張を控えることを堅持します。二、北京市に入る(戻る)者は関連するコロナ対策を厳守し、北京市到着後、率先してコミュニティ(社区)、勤務先、ホテルなどに報告します。北京市到着後の3日間で2回のPCR検査を受けます。すなわち、到着後の24時間以内にPCR検査を受け、さらに24時間後から到着後72時間以内までに再度PCR検査を受けます。陰性結果が出るまで、自宅で待機します。到着後の7日以内に会食や集会、大勢の人が集まる場所への外出を控えます。三、マスクの着用、こまめな手洗いと換気、大勢の人が集まる活動の制限、安全なソーシャルディスタンスの確保を堅持します。コミュニティ(村)、市場やスーパーマーケット、レクリエーションやフィットネスなどの公共の場に入る時、体温測定、関連QRコードと72時間以内のPCR陰性核酸証明書の確認など、常態化した予防・管理対策に協力します。四、感染リスクがある者は報告意識を高め、コミュニティ(村)や関係部門に適時報告します。疫学調査の際には個人情報や移動軌跡を正直に報告し、各種予防・管理措置の実施に協力します。五、集中隔離者、在宅隔離者、自宅で健康監視を受ける者は防疫に関する個人的な責任を果たし、すべての防疫規定を厳守します。隔離期間中に隔離施設で陽性者が出た場合、集中隔離者は隔離解除後7日間は会食や集会、大勢の人が集まる場所への外出を控える必要があります。在宅隔離者、自宅で健康監視を受ける者とその同居者は自宅にいて外出を控えます。PCR検査と健康監視に協力し、発熱、空咳、脱力感、嗅覚・味覚障害などの症状がある場合、自己判断で薬を買って服用せず、すぐにコミュニティに報告し、関連する予防・管理措置に協力します。六、移送の際に、規定に従ってN95またはKN95の医療用保護マスクと手袋を着用し、他の人から安全な距離を保ち、順番で乗降し、間隔を置いて座ることで、感染拡大リスクを回避します。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
