今週疫病流行状況(2022年10月17日から2022年10月23日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:11/04/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第42週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種1227例、死亡例が2例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、新型コロナウイルス感染症と梅毒であり、合わせて全体の77.2%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週とほぼ同じでが、おおむね低水準で推移しています。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の38.6%と22.7%を占めます。

新型コロナウイルス感染症について、世界的な流行が続いており、国内でも多くの地域で流行が広がっています。最近、ソーシャルスクリーニングにより、市内で新たに2人の感染者が検出されたことは、隠れた感染源がまだあり、感染予防・制御の状況は深刻で複雑であることを示しています。北京市に入る(戻る)者は防疫に関する自己責任を果たし、関連防疫政策を厳守するようお願いします。北京市到着後、率先して社区(コミュニティ)、勤務先、ホテルなどに報告します。48時間以内のPCR陰性証明書と「北京健康宝」のグリーンコードを持って北京市に入り(戻り)、途中で予防措置と健康監視を行います。感染のリスクがある場合、現地のコロナ対策の実施に協力し、北京市に入る(戻る)を中止します。北京市到着後の3日間で2回のPCR検査を受けます。すなわち、到着後の24時間以内にPCR検査を受け、さらに24時間後から到着後72時間以内までに再度PCR検査を受け、陰性結果が出るまで自宅での外出は控え、到着後の7日以内に会食やパーティー、大勢の人が集まる場所に行かないようにします。また、健康状態をよく観察し、発熱、空咳などの症状が出た場合、すぐに社区に報告し、規定に従って医療機関を受診します。

秋から冬にかけては、呼吸器系の感染症が流行する季節です。そのため、一般の方は以下の点にご注意ください。積極的にインフルエンザワクチンを接種して、予防意識を高めます。PCR検査を期限内に受け、マスクを着用し、よく手を洗い、こまめに換気し、大勢の人が集まる場所に行かず、大勢の人が集まる活動に参加せず、、安全なソーシャルディスタンスを保ちます。社区(村)、市場やスーパーマーケット、レクリエーションやフィットネス施設、その他の公共の場に入る場合、関連QRコードのスキャン、体温検査や72時間以内のPCR陰性証明書の確認など、常態化した予防・管理措置に協力します。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。