一、疫病流行状況概要
2022年第39週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種1563例、死亡例が1例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の81.7%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週とほぼ同じですが、おおむね低水準で推移しています。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の42.7%と22.8%を占めます。
現在、北京市は市外や海外からの感染者流入リスクに直面しており、常にコロナ対策を徹底することが重要です。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守し、防疫に関する個人責任を果たすようお願いします。連休を北京市内で過ごすことを提唱し、中・高リスク地域と7日以内に感染者が確認された県(市、区、旗)への旅行を控えることを堅持します。国慶節期間中、PCR検査を忘れない、外出時にはマスクの着用を忘れない、公共の場に入るときに関連するQRコードのスキャン、体温検査、PCR陰性証明書の確認などを忘れない、郊外に出かけるときに予防措置をとることを忘れない、という「4つの忘れない」ことを厳守します。
国慶節期間中は気温が大きく下がるため、市民の皆さんは天候の変化に注意し、インフルエンザなど、秋から冬にかけて多発する感染症にかからないように措置をとる必要があります。インフルエンザの予防対策として、インフルエンザワクチンの接種が有効です。今年も引き続き、市内の60歳以上の高齢者と小中学生を対象にインフルエンザワクチンの無料接種を実施します。一般の方は最寄りの予防接種会場を確認した上で、接種することができます。インフルエンザ自費接種の場合は、事前予約が必要です。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
