一、疫病流行状況概要
2022年第35週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種2550例、死亡例が3例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の90.9%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より17.7%減少しますが、おおむね低水準で推移しています。主な報告感染症は気道感染症で、全体の65.4%を占めます。
最近市内で発生した新型コロナウイルス感染症の症例を分析した結果、感染源は北京市外にあり、一部の感染者が散発的に局地的な関連症例を引き起こしていることがわかりました。中秋節・国慶節連休を控え、輸入・流動性リスクが一段と高まります。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守し、防疫に関する個人責任を果たすようお願いします。一、7日以内に感染者が確認された県(市、区、旗)には行かないこと、北京市に入る(戻る)方々は可能な限り率先してコミュニティ(社区)、勤務先、ホテルなどに電話などの非接触手段で報告し、すべての防疫規定を遵守することを堅持します。二、北京到着後24時間以内にPCR検査を受け、24時間以内と72時間以内に再度PCR検査を受け、北京到着後7日以内に会食やパーティー、大勢の人が集まる場所に行かないこと、PCR検査の結果が陰性になる前に外出しないこと、どうしても外出する場合は個人防護をしっかりとすることを堅持します。三、科学的なマスク着用、こまめな手洗い、こまめな換気、空気の循環が悪く大勢の人が集まる場所には行かないことなど、常態化した予防・管理措置に協力します。公共の場に入る際には、「北京健康宝(北京市の健康状態確認プログラム)」のQRコードをスキャンして入場登録を行い、マスクの着用、関連するQRコードのスキャン、体温検査、PCR陰性証明書の確認、安全なソーシャルディスタンスの維持など、予防・管理措置に協力します。発熱や咳などの症状がある場合、規定に従ってに医師の診察を受けます。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
