今週疫病流行状況(2022年8月8日から2022年8月14日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:09/02/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第32週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種2626例、死亡例が1例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の88.8%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加します。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の58.4%と23.7%を占めます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況について、現在、中国各地で流行が拡大し、輸入症例も増え続け、夏休み期間における北京市に出入りするピークを迎えるなど、感染予防と対策は深刻な状況となっています。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守するようお願いします。中・高リスク地域や感染者が確認されている地域への旅行・出張を控えます。規定に応じてPCR検査を受け、コミュニティー(社区)・村に入る際には、「北京健康宝(北京市の健康状態確認プログラム)」のQRコードをスキャンして入場登録を行い、体温検査、72時間以内のPCR陰性証明書の確認を堅持し、科学的なマスク着用、安全なソーシャルディスタンスの維持など、常態化した予防・管理措置に協力します。北京市に入った(戻した)ばかりの方で、最近リスク地域に居住したことがある方は電話やテキストメッセージ、「健康宝」のポップアップでリスクに関する警告を受けた場合、直ちにコミュニティー、勤務先、ホテルなどに報告し、あらゆる予防・管理措置に協力し、自身と家族の健康に十分注意します。発熱、空咳、脱力感、喉の痛み、嗅覚(味覚)喪失、下痢などの症状が出た場合、速やかに関連スタッフに知らせ、関連対策に協力します。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。