今週疫病流行状況(2022年8月1日から2022年8月7日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/26/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第31週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1981例、死亡例が3例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、梅毒と赤痢であり、合わせて全体の87.0%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加します。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の45.7%と31.6%を占めます。

夏は腸管感染症が流行しやすい季節ですので、市民の皆さんが以下の事項に注意するようお願いします。一、生水を飲まず、冷たいもの、腐ったものを食べず、特に生の魚介類や水産物などを食べません。二、市場で購入した調理済み食品や残飯を十分に加熱して調理します。三、食前・トイレ後の手洗い、食器の洗浄・消毒、生食用調理器具と加熱調理用調理器具の使い分け、ハエの駆除・防除を実施します。四、ゴミのポイ捨てや水質の汚染を禁止します。五、嘔吐や下痢の症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況について、現在、国内では複数の地点で発生が広がっています。夏休みは遠出する人が増え、人の移動・集まりが多くなります。海外や北京市外からの感染者流入は、本市の感染予防・制御の主要なリスクです。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守するようお願いします。一、中・高リスク地域や感染者が確認されている地域への旅行・出張を控えます。北京市外への旅行や出張の際は、現地の流行状況に注意を払い、防疫規定を厳守し、身の安全を確保する必要があります。二、北京市に入る(戻る)方は自身や家族の健康に留意し、発熱、空咳、脱力感、喉の痛み、嗅覚(味覚)喪失、下痢などの症状が出た場合は、速やかにコミュニティー(社区)のスタッフに知らせ、関連対策に協力します。三、規定に応じてPCR検査を受け、公共の場に入る際には、「北京健康宝(北京市の健康状態確認プログラム)」のQRコードをスキャンして入場登録を行い、体温検査、科学的なマスク着用、安全なソーシャルディスタンスの維持など、常態化した予防・管理措置に協力します。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。