今週疫病流行状況(2022年7月25日から2022年7月31日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/19/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第30週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1478例、死亡例が1例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、インフルエンザ、肺結核、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の84.2%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の39.5%と28.5%を占めます。

夏は腸管感染症が流行しやすい季節ですので、市民の皆さんが以下の事項に注意するようお願いします。一、食事や飲用水の衛生に注意し、外食の際は衛生管理がしっかりと行われる飲食店を選び、会食の際は料理を小皿に取り分ける「分餐(ぶんさん)制」、取りばしを利用します。二、個人衛生や手の衛生に気を配り、食事前とトイレ後には手を洗い、家庭で調理する際には十分に加熱し、生もの用と調理済みもの用のまな板を分けます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況について、現在、海外や北京市外からの感染者流入は、本市の感染予防・制御の主要なリスクです。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守するようお願いします。一、中・高リスク地域や感染者が確認されている地域への旅行・出張を控え、外出時に目的地での防疫対策に注意を払い、予防意識を強化します。二、コミュニティ(村)や公共の場に入る際、「北京健康宝(北京市の健康状態確認プログラム)」のQRコードをスキャンして入場登録を行い、科学的なマスク着用、健康コード・温度検査、PCR陰性証明書の確認、安全なソーシャルディスタンスの維持など、常態化した予防・管理措置に協力します。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。