今週疫病流行状況(2022年7月18日から2022年7月24日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:08/12/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第29週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1348例、死亡例が1例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、インフルエンザ、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の85.1%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の40.4%と26.2%を占めます。

夏は腸管感染症が流行しやすい季節ですので、市民の皆さんが以下の事項に注意するようお願いします。一、生水を飲まず、冷たいもの、腐ったものは食べず、特に生の魚介類や水産物を食べません。二、市場で購入した調理済み食品や残飯を十分に加熱して調理します。三、食前・トイレ後に手を洗い、食器を洗浄・消毒し、生もの用調理器具と調理済み食品用調理器具を分けます。四、ハエの予防・駆除を行い、ゴミのポイ捨てを禁止し、水質汚染を防止します。五、嘔吐や下痢の症状がある場合は、速やかに医師の診察を受けます。

新型コロナウイルス感染症の発生状況について、現在、海外や北京市外からの感染者流入は、本市の感染予防・制御の主要なリスクです。夏休みは人の移動が増えるため、感染リスクが高まります。そのため、市民の皆さんには、以下の防疫措置を遵守するようお願いします。一、中・高リスク地域や感染者が確認されている地域への旅行・出張を控え、外出時に目的地での防疫対策に注意を払い、予防意識を強化します。二、新型コロナウイルスは低温で長期間生存するため、発生率の高い国や地域のコールドチェーン食品のネット購入を極力控え、適格な市場やスーパーマーケットで購入し、直接手に触れないようにします。三、海外からの配送物を受け取る際には、マスクや使い捨て手袋を正しく着用し、直接の接触や配達員との交流を減らします。四、コールドチェーン食品を食べる前後は手を衛生的に保ち、冷蔵庫や調理器具を衛生的に保ちます。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。