今週疫病流行状況(2022年7月4日から2022年7月10日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:07/29/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第27週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種991例、死亡例が7例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、インフルエンザ、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の83.0%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の41.6%と30.6%を占めます。

夏は腸管感染症のハイシーズンとなります。そのため、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。生ものや冷たいもの、加熱不十分なものを食べないなど、食生活を合理的に調整します。個人の健康意識を高め、衛生面に注意し、よく手を洗うなど、良好な衛生習慣を身につけます。デートや大人数の会食に参加する機会を減らし、感染経路をなくし、口から病気が入るのを防ぐことが大切です。

新型コロナウイルス感染症の発生状況について、現在、世界的な流行は再拡大を続けており、オミクロン変異株BA.5株が世界的に大きな流行株となり、中国での局所的な流行を誘発し、予防と対策の状況は深刻かつ複雑になっています。市民の皆様には、引き続き警戒を怠らず、以下の防疫措置を遵守するようお願いします。一、他省(市、県、区)の各レベルの疾病予防管理センターから電話を受けた濃厚接触者など、感染リスクのある方、関連する旅行歴があり北京市に入った方、健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた方は、直ちにコミュニティー(社区)、勤務先、ホテルに報告し、すべてのコロナ対策措置の実施に協力するようお願いします。二、要求に応じてPCR検査を行い、公共場所に入る際には健康コードのスキャン、体温検査とPCR陰性証明書の確認に協力するようお願いします。三、新型コロナウイルス感染症に関連する発熱、空咳、脱力感などの症状がある場合、自己判断で薬の購入や服用をせず、公共交通機関の利用、大勢の人が集まる場所への外出を控え、規定に応じて速やかに医療機関を受診するようお願いします。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。