一、疫病流行状況概要
2022年第26週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種874例、死亡例が3例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、梅毒、ウイルス性肝炎とインフルエンザであり、合わせて全体の83.2%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症で、全体の39.2%を占めます。
夏は腸内感染症のハイシーズンとなります。そのため、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。生水は飲まず、冷たいものや腐ったもの、特に生の魚介類や水産物も食べないようにします。市場で購入した調理済み食品や食べ残しは十分に加熱して調理します。食前・トイレ使用後に手を洗い、食器を洗浄・消毒し、生ものと調理済み食品の調理器具を分け、ハエの駆除・防除を実施します。ゴミをところかまわず捨てたり、水を汚したりしないようにします。嘔吐や下痢をした場合は、医師の診断を受けてください。
新型コロナウイルス感染症の発生状況について、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。引き続き弛まずにコロナ対策措置を堅持し、すべての防疫規定を厳格に遵守します。要求に応じてPCR検査を行い、公共の場に入る際には健康コードのスキャン、体温検査とPCR陰性証明書の確認に協力します。新型コロナウイルス感染症に関連する発熱、空咳、脱力感などの症状がある場合は、自己判断で薬の購入や服用をせず、公共交通機関の利用、人混みへの外出を控え、必要に応じて速やかに医療機関を受診します。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
