一、疫病流行状況概要
2022年第24週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種920例、死亡例が2例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、梅毒、新型コロナウイルス感染症とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の83.7%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の36.2%と15.0%を占めます。
現在、北京市は腸管感染症が多発する夏場を迎えるため、一般市民には、食品と水の衛生に注意し、衛生状態の悪い場所での食事を控え、個人衛生と手の衛生に注意し、食前とトイレの後に手を洗い、沸かした水や衛生資格のあるペットボトル水やバケツの水を飲み、食材をよく煮えることを呼びかけています。
6月19日、市内で新たに1件の社会面感染症例が発生し、一部の地域に散発的な隠れ感染源がまだ存在することが示唆されました。そのため、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。必要な期限までにPCR検査を行い、公式に発表された感染者の活動軌跡と交差する方、特にリスクスポットを訪れたり、リスク者と接触したりする方は速やかに社区(コミュニティー)に報告するようお願いします。健康監視などの予防・管理策の実施に協力し、新型コロナウイルス感染症に関連する11種類の症状(発熱、空咳、倦怠感、嗅覚・味覚障害、鼻づまり、鼻水、喉の痛み、結膜炎、筋肉痛、下痢など)が発生した場合、速やかに社区や勤務先に報告し、適切な管理策に協力するようお願いします。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
