一、疫病流行状況概要
2022年第16週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1228件、死亡例が3件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、インフルエンザ、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の86.0%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週よりやや増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の31.5%と24.6%を占めます。
新型コロナウイルス感染症の感染状況について、現在、海外での感染は依然として拡大しつつあり、中国の各地でもコロナ感染予防・抑制をめぐる状況は深刻で複雑です。「メーデー」の連休を控え、人々の移動により感染リスクが高まるので、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。一、必要なとき以外は北京市を離れず、現地で連休を過ごし、外出の回数を減らし、生活をシンプルにし、集会・会食には参加せず、必要な活動を行う場合、なるべく屋外の開放的な場所を選ぶようお願いします。二、発表された感染者の行動歴と重なった人、健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた人は、直ちにコミュニティーと就職先に報告し、すべての予防・管理措置の実施に協力するようお願いします。三、PCR検査の実施にあたっては、秩序を守って列を並び、大勢の人が集まることを控え、手の衛生に留意し、安全なソーシャルディスタンスを保ち、PCR検査の結果が出るまで、人込みや北京市を離れることを意識的に控える必要があります。四、疑われる症状がある場合は、自己判断で薬を買ったり飲んだりせず、必要に応じて速やかに医療機関をご受診ください。。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
