今週疫病流行状況(2022年6月6日から2022年6月12日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:06/30/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第23週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計13種807例、死亡例が5例あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、新型コロナウイルス感染症、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の84.0%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症と気道感染症で、それぞれ全体の31.0%と17.1%を占めます。

現在、北京市朝陽区三里屯のバー「天堂超市」を起点とした新型コロナウイルスの集団感染は発展段階にあり、報告された感染者は複数の公共場所に関連し、多点・広範という特徴を示しており、依然として感染が拡大する危険性があります。そのため、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。引き続き緩めることなくコロナ対策措置を堅持し、すべての防疫規定を厳格に実行し、必要に応じてPCR検査を行い、公共場所に入る際には健康コードのスキャン、体温検査とPCR陰性証明書の確認に協力し、科学的にマスクを着用し、安全なソーシャルディスタンスを維持し、手を清潔に保つようお願いします。また、公式発表された感染者の行動歴と重なった人、健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた人は、直ちにコミュニティー(社区)に報告し、すべてのコロナ対策措置の実施に協力するようお願いします。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。