一、疫病流行状況概要
2022年第15週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1140件、死亡例が4件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の88.8%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より9.4%減少しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の29.2%と26.0%を占めます。
新型コロナウイルス感染症の感染状況について、現在、海外での感染は依然として拡大しつつあり、中国の各地でもコロナ感染予防・抑制をめぐる状況は深刻で複雑です。「メーデー」の連休が近づいてきましたので、一般市民の方々には、以下の事項に注意するようお願いします。一、必要なとき以外は北京市を離れず、中・高リスク地域には行かず、現地で連休を過ごし、大規模な集会には参加せず、必要な活動を行う場合、なるべく屋外の開放的な場所を選び、広場やフィットネス会場、公園など人が多い屋外ではマスクを着用し、安全なソーシャルディスタンスを保つようお願いします。二、北京市に入る(戻る)人は、率先してコミュニティー(村)、ホテル、就職先、学校などに報告し、北京市到着後7日以内は会食や集会、大勢の人が集まる場所に行かないようお願いします。三、職場復帰前48時間以内に1回のPCR検査を受け、陰性結果が出る前に自宅勤務しながら自分の健康状況に注意し、発熱や咳などの症状が出た場合は、規定に応じて医師の診察を受けるよう従業員の方々にお勧めします。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
