今週疫病流行状況(2022年3月14日から2022年3月20日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:04/01/2022

一、疫病流行状況概要

2022年第11週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計13種3098件、死亡例が5件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の97.4%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より23.5%減少しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症で、全体の74.2%を占めます。

新型コロナウイルス感染症の感染状況について、現在、海外での感染は依然として拡大しつつあり、国内の複数地域で広範囲の発生が頻繁に報告されています。市内では複数の独立した感染の連鎖が発生しており、流行の予防と制御は重要な時期を迎えています。一、市民の皆さんには引き続き、必要なとき以外は北京市を離れないことを堅持し、不必要な集会やパーティーを減らし、空気の循環が悪い人混みには行かないようにし、握手をしない、こまめに手を洗う、頻繁に換気をするなど良好な衛生習慣を保つようお願いします。二、発表された感染者の行動歴と重なった人、健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた人は、直ちにコミュニティーと就職先に報告し、すべての予防・管理措置の実施に協力するようお願いします。三、コミュニティーからの感染者調査の電話を受けたときは、積極的に協力して真実かつ有効な個人情報を提供し、正直に自分の行動歴を報告する必要があります。

最近、外国の郵便物や衣料品などが全国各地で陽性反応が確認されたとの報告があるため、一般の方がオンラインで商品を購入する際には注意が必要です。一、海外でのコロナ流行が深刻な時期に、不必要な海外製品の購入をお控えください。二、海外からの郵便物や物品を受け取る際に、マスクと使い捨ての手袋を正しく着用し、直接触れらないようにしてください。三、非接触型引渡しのため、可能な限り決まった場所で郵便物を受け取ること、直接サインをする必要がある場合は、安全な距離を保つことにご注意ください。四、郵便物はなるべく屋外で開封し、外箱は持ち帰らず、家庭ごみとして分別廃棄すること、持ち帰る必要がある場合は、塩素系消毒剤または75%アルコールで表面をスプレーするか拭くことにご注意ください。五、郵便物や宅配便を扱った後は速やかに手袋を外し、マスクを交換し、丁寧に手を洗うか消毒し、汚れた手で口、目、鼻に触れないようにしてください。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。