一、疫病流行状況概要
2022年第9週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種3223件、死亡例が2件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の95.8%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より少し増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症で、全体の75.9%を占めます。
春先になると、インフルエンザ、感染性下痢症、水ぼうそう、はしか、おたふくかぜなどの感染症に注意し、発熱、下痢、嘔吐、発疹などの症状が出たら、学校・幼稚園に報告して、規定に応じて医師の診断を受け、また病気のまま授業に出席しないことを、生徒の保護者に呼びかけています。
新型コロナウイルス感染症の感染状況について、現在、海外での感染は依然として拡大しつつあり、国内の複数地域で現地の集団発生が報告されています。全市の感染対策の状況は深刻で複雑であり、一般市民の皆さんは予防・抑制の意識を高めるようお願いします。一、北京市に入る前に、発表された感染者の行動歴と重なったり、関連する旅行歴があったりする人、または健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた人は、直ちにコミュニティー、就職先、ホテルなどに報告し、すべての予防・管理措置の実施に協力するようにしてください。二、科学的なマスクの着用、握手の禁止、こまめな手洗い、こまめな換気、人混みで風通しの悪い場所には行かないなどの常態化した予防措置に心がけてください。三、防疫対策を意識的に遵守し、公共の場に入る際には、マスクの着用、健康コード・体温の検査、1メートルラインなどの予防・対策に協力するようにしてください。四、発熱や咳などの症状がある場合は、規定に応じて医師の診察を受けてください。ご自身で薬を購入したり、服用したりすることはおやめください。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
