一、疫病流行状況概要
2022年第8週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種2747件、死亡例が4件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の94.9%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より少し増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症で、全体の73.9%を占めます。
冬の終わりから春先にかけての寒く変わりやすい気候の中、小中学校や保育施設では新学期が始まり、多くの人で賑わっていますので、手足口病、急性胃腸炎、水ぼうそうなどの春の感染症に警戒が必要です。生徒の保護者の皆様には、次のことに十分注意するようお願いします。お子様にはこまめな手洗い、科学的で正しいマスクの着用など、良い衛生習慣を身につけることを指導する必要があります。お子様の健康状態に細心の注意を払い、特に発熱、下痢、嘔吐、発疹などの症状がある場合は、学校や幼稚園に報告し、規定に従って医師の診察を受けるとともに、病気のまま授業に出席しないようにしてください。
新型コロナウイルス感染症の感染状況について、現在、海外での感染は依然として拡大しつつあり、国内の複数地域で現地の集団発生が報告されています。全市の感染対策の状況は深刻で複雑であり、一般市民の皆様は予防・抑制の意識を高め、発生状況を注視するようお願いします。一、中・高リスク地域や感染者が報告されている地域への旅行や出張、省や市・区をまたがる大規模な研修や会議などに参加しないようにしてください。二、発表された感染者の行動歴と重なった人、健康サービスプラットフォーム「健康宝」からポップアップ警告を受けた人は、直ちにコミュニティーに報告し、すべての予防・管理措置の実施に協力するようにしてください。三、科学的なマスクの着用、握手の禁止、こまめな手洗い、こまめな換気、集会の控え、1メートルラインなどの予防措置に心がけてください。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
