今週疫病流行状況(2021年12月27日から2022年1月2日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:01/14/2022

一、疫病流行状況概要

2021年第52週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種5050件、死亡例がないと報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の96.3%を占めます。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加します。主な報告感染症は気道感染症で、全体の84.2%を占めます。最近、市内のインフルエンザウイルスの活動レベルが前期より増加しているため、学校や保育所などの大勢の人が集まる施設では、インフルエンザの予防と対策に注意を払い、生徒や保護者には衛生習慣を守り、病気のまま出勤しないように呼びかけています。

現在、海外での新型コロナウイルス感染症の流行状況が深刻で、中国でも複数の地域で症例が報告されており、市内での感染対策の状況は深刻かつ複雑です。春節を迎えるにあたり、人の移動が多くなっています。一般市民は予防と抑制の意識を高め、気を緩めることなく個人防護を行うよう、注意を促しています。一、必要なとき以外は出国しないことを堅持し、春節は北京市で過ごし、必要なとき以外は北京市を離れず、中・高リスク地区や確定患者が報告されている地域への旅行、出張、親族訪問を控えるよう提唱しています。春節期間中、故郷、職場、学校へのピーク時を避けた時差帰還を奨励します。二、不必要な会食・集会を減らし、「結婚式は急がず、葬式は簡素に、宴会はやらない」というやり方を提唱します。三、よい個人衛生習慣を維持し、科学的にマスクを着用し、握手を禁止し、こまめに手を洗い、頻繁に換気してください。四、自分の健康状態を把握し、自分や家族の健康にも気を配るようにしましょう。発熱や咳が出た場合は、社会活動を控え、公共交通機関を利用せず、マスクを着用して早めに近くの病院の発熱外来を受診してください。自己判断で服薬せず、活動歴、接触歴、身体的異常などを医師に伝えてください。

市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。