一、疫病流行状況概要
2021年第49週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1614件、死亡例が2件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の85.3%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の49.9%、20.9%を占めます。
現在、海外での新型コロナウイルス感染症の流行状況が深刻で、中国でも複数の地域で症例が報告されており、市内での感染対策の状況は深刻かつ複雑であるため、一般市民は引き続き警戒を怠らないようにお願いします。一、発表された症例と行程が重なる人は、直ちにコミュニティー、就職先、ホテルなどに率先して報告し、あらゆる管理措置の実施に協力するようにしてください。二、通知された場合、外出しない、友人や親戚の訪問を受けない、接触なしで宅配便を送受するようにしてください。三、自宅隔離が必要な方は、管理措置に協力し、自宅を離れないようにしてください。四、自宅で隔離する必要がない方は、外出を控え、どうしても外出しなければならないときは予防措置をしっかりととることに注意し、自分自身や同居者が外出や集会、会食をしないようにすることをお勧めします。健康監視期間中、北京市に来る(帰る)方および同居者は、発熱、空咳、痰、喉の痛み、疲労感、下痢、味覚異常、嗅覚異常などの症状が出た場合、速やかにコミュニティーに報告し、PCR検査に協力し、直ちに医師の診察を受けるなどの予防・管理措置をとる必要があります。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
