一、疫病流行状況概要
2021年第48週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種1346件、死亡例が5件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の82.8%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週より増加しますが、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は気道感染症と腸管感染症で、それぞれ全体の35.4%、26.7%を占めます。
現在、ウイルス性急性胃腸炎、インフルエンザ、水痘などの冬季感染症が多発しており、インフルエンザの感染力も昨年同期に比べ若干増加しています。そのため、食事や水の衛生に気を配り、こまめに手を洗い、こまめに換気し、科学マスクを着用し、家の環境を清潔に保ち、適度に運動し、十分な睡眠をとり、栄養バランスをとり、天候の変化に応じて衣服を増やしたり減らしたりするようアドバイスします。
現在、海外での新型コロナウイルス感染症の流行状況が深刻で、中国でも複数の地域で症例が報告されており、市内での感染対策の状況は深刻かつ複雑であるため、一般市民には引き続き警戒をお願いしています。一、発表された症例と行程が重なる人は、直ちにコミュニティー、就職先、ホテルなどに率先して報告し、あらゆる管理措置の実施に協力するようにしてください。二、必要なとき以外は出国せず、必要なとき以外は北京を離れず、中・高リスク地区や感染者が確認されている地域には行かないことを堅持するようにしてください。三、マスクを科学的に着用し、こまめに手を洗い、こまめに換気し、握手と大勢の人が集まる集会を控え、健康コード検査や温度測定、1メートルラインなどの予防・管理措置を意識的に守ることを堅持するようにしてください。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
