一、疫病流行状況概要
2021年第47週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計15種1036件、死亡例が8件あると報告されます。報告病例数の上位5位の病種はインフルエンザ、肺結核、その他の感染性下痢、ウイルス性肝炎と梅毒であり、合わせて全体の78.5%を占めます。
二、重点疫病に対する健康上のアドバイス
今週の市内における法定感染症の報告件数は先週とほぼ変わらず、おおむね低水準で推移します。主な報告感染症は腸管感染症、気道感染症で、それぞれ全体の28.3%、26.0%を占めます。
最近では、中国の他の省や市での新型コロナウイルス感染症の流行がまだ終わっておらず、中国国外から新型コロナウイルスの新しい亜型が出現しています。市内における感染予防・抑制の全体的な状況は安定する傾向を示していますが、伝播リスクは依然として存在しています。市民の皆さんには防疫措置を厳格に実施し、防疫に対する個人の責任を効果的に果たすように注意しています。一、引き続き、必要な時以外は出国しないこと、必要な時以外は北京市を離れないこと、中・高リスク地区や確定症例が報告されている地域への旅行や出張をしないことを堅持します。二、現在報告されている症例の行程と時間的・空間的に重なっている場合は、必ずコミュニティー(村)、就職先、ホテルに直ちに報告し、各管理措置の実施に協力してください。三、レストラン、ショッピングモール、スーパーマーケットなどの公共の場では、健康コード・体温の検査、ソーシャルディスタンスの保持などの感染対策に協力してください。四、マスクを科学的に着用し、こまめに手を洗い、こまめに換気をし、握手や大勢の人が集まる活動を控えるなど、個人の保護措置に積極的に取り組んでください。発熱や咳が出た場合は、社会活動に参加せず、公共交通機関を利用せず、マスクを着用し、近くの病院の発熱外来で早期に診察を受けてください。勝手に薬を飲まず、活動歴や接触歴、身体の異常などを医師に伝えてください。
市内の新型コロナウイルス感染症の病例状況については、当委員会が発表する発生情報にご注意ください。
