今週疫病流行状況(2021年5月24日から2021年5月30日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:06/25/2021

一、疫病流行状況概要

2021年第21週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計16種1447件、死亡例が0件あると報告される。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、手足口病、梅毒とインフルエンザであり、合わせて全体の81.4%を占める。

二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

市内における法定感染症の報告件数について、先週に比べて今週はやや減るが、おおむね低水準で推移している。主な報告感染症は腸管感染症(赤痢、その他の感染性下痢症、手足口病)で、報告件数の56.8%を占めた。

夏は腸管感染症の流行季節であるため、食事や水の衛生に注意し、外食の際に衛生基準を満たした飲食店を選ぶこと、会食の際に「分餐制(1人分ずつ料理を提供する)」を実施して取り箸の使用を推奨すること、個人の衛生や手の衛生に注意し、食前・食後に手を洗うこと、家庭で調理する際に食材を十分に加熱し、生ものと調理済みのもののまな板を分けて使うことなどが呼びかけられている。

現在、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行状況は依然として非常に深刻であり、海外では高強度の流行状況にあり、国内の一部の省や市でも局所的な流行が発生しており、我々は長い間、「外国からの感染流入および国内で感染の再拡大の予防、人とモノの予防の両立」という大きなプレッシャーに直面することになる。したがって、新型コロナウイルスワクチンの接種対象となるすべての人は、自分自身と家族を守るために、ワクチン接種に禁忌がない場合、できるだけ早くワクチンを受けることが推奨される。

北京市の感染者状況について、北京市衛生健康委員会による情報に注意する必要がある。