今週疫病流行状況(2020年9月14日から2020年9月20日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:10/23/2020

  一、疫病流行状況概要

  2020年第38週にわたり、全市において法定感染症の発生数が合計14種845例あり、死亡例が9例あると報告される。報告病例数の上位5位の病種はその他の感染性下痢、肺結核、赤痢、梅毒とウイルス性肝炎であり、合わせて全体の83.2%を占める。

  二、重点疫病に対する健康上のアドバイス

  先週に比べると、北京市において今週の各法定感染症の報告発生数が8.9%減るが、全体的に低い水準になっている。腸管感染症(赤痢、その他の感染性下痢)は主な報告病種として、報告発生数の45.6%を占める。そのため、ここで市民の皆さんに、以下の通りアドバイスする。飲食と飲用水の衛生に注意し、衛生条件が悪い飲食店を選ばない。会食する時に、料理を一人一皿にわけて出したり、取分け用の箸を使ったりするよう勧める。良い衛生習慣を身に付け、手を清潔に保ち、食事の前とトイレの後に手を洗う。調理の時に、食材をしっかりと煮込み、生もの用のまな板と調理済のもの用のまな板を分ける。

  目下、海外の新型コロナウイルスによる肺炎の感染状況は依然として厳しく、「外国からの感染流入、国内で感染の再拡大の予防」は北京市の感染対策の重点になる。北京市は引き続き当地に直航する国際旅客便の管理を強化し、フルコースの閉ループ管理などの措置を実施する。市民の皆さんが特に注意すべきのは、海外に必要不可欠ではない旅を控え、必要な旅をする場合、現地の感染対策に関する情報に注意し、充分な予防用品を携帯し、個人レベルの予防措置を終始に取ることである。もうすぐ国慶節の連休を迎える際に、市民の皆さんは旅行する時に、感染状況に関する情報に注意し、感染が深刻な国、地域を避ける。また、マスクを正しく着用し、良く手を洗い、よく換気し、大勢の人が集まることを避けるよい習慣を身に付けるべきである。

  北京市の感染者状況について、北京市衛生健康委員会による情報にタイムリーに注意する必要がある。