一.疫病の発生状況
2017年の3週目(2017年1月16日ー2017年1月22日)では、市全体で法定伝染病16種類2,750症例(のち5人が死亡)が報告された。報告症例の多い上位5位はインフルエンザ、その他の感染性下痢、結核、赤痢とウィルス性肝炎で、報告された法定伝染病発症数の90.65%を占めており、先週より、伝染病の発症数が2.38%下降した。
甲類伝染病症例の報告がない。乙類伝染病は合わせて10種類612症例が報告され、発症数が先週より5.34%上昇し、そのうち、ウィルス性肝炎と赤痢がそれぞれ43.59%、18.95%上昇した。丙類伝染病は合わせて6種類2,093症例が報告され、発症数が先週より4.43%下降し、そのうち、手足口病が35.06%、インフルエンザが4.23%下降した。
二.重点疫病の発生状況
(一)その他の感染性下痢
今週は586症例が報告され、先週より0.34%上昇した。図1を参照。
2016年40週目-2017年3週目
2015年40週目-2016年39週目
最近3年間の平均
|
図1その他の感染性下痢の週間報告症例状況
(二)インフルエンザ
今週は1,427症例が報告され、先週より4.23%上昇した。図2を参照。
2016年40週目-2017年3週目
2015年40週目-2016年39週目
最近3年間の平均
|
図2インフルエンザの週間報告症例状況