一、疫病流行状況概要
2018年第52週(2018年12月24日から2018年12月30日まで)にわたり、全市では法定伝染病合計17種13732例、死亡7例があると報告されている。報告病例数の上位5位の病種を以下のように示す:インフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、猩紅熱と梅毒。合わせて報告された法定伝染病の発病数の96.85%を占める。
二、重点疫病流行状況
(一)インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原とする急性気道感染症である。流行が周期的、季節的に現われてくる。北京市では、冬はインフルエンザが流行する季節である。元旦前後、例年流行のピークになる傾向がある。目下、北京市ではインフルエンザウイルスの活発の度合いが比較的に高いが、全体的に2017年ー2018年の流行期間より低い。しかも、二級以上病院の監視データによると、インフルエンザ様症状(Influenza-like illness, ILI、インフルエンザの症状に合致する病例)の病例数は去年の同時期より少ない、季節的に現われてくる特徴に合致する(図1をご参照ください)。近年来、北京市医療機構の監視に関する技術能力のレベルが引き続き向上するため、インフルエンザの確診病例数が増加する(図2をご参照ください)。

図1、同時期の全市二級以上医療機構のインフルエンザ様症状の病例数との比較
流感样病例数 インフルエンザ様症状の病例数
流感样病例数(2017/18流行季) インフルエンザ様症状の病例数(2017年/2018年の流行期間)
流感样病例数(2018/19流行季) インフルエンザ様症状の病例数(2018年/2019年の流行期間)
周次 週次

図2、インフルエンザの週間報告病例状況
报告发病数 報告された発病数
年份 年次
2016-2018年平均 2016年ー2018年の平均値
2017年41周-2018年40周 2017年第41週―2018年第40週
2018年41周-至今 2018年第41週―今
周 週次
(二)その他の感染性下痢
今週の週間報告病例数は先週よりやや上がっている。図3をご参考ください。

図3、その他の感染性下痢の週間報告病例状況
报告发病数 報告された発病数
年份 年次
2016-2018年平均 2016年ー2018年の平均値
2017年41周-2018年40周 2017年第41週―2018年第40週
2018年41周-至今 2018年第41週―今
周 週次
(三)猩紅熱
今週の週間報告病例数は先週よりやや上がっている。図4をご参考ください。

図4、猩紅熱の週間報告病例状況
报告发病数 報告された発病数
年份 年次
2016-2018年平均 2016年ー2018年の平均値
2017年41周-2018年40周 2017年第41週―2018年第40週
2018年41周-至今 2018年第41週―今
周 週次
