今週疫病流行状況(2019年4月8日から2019年4月14日まで)
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:04/28/2019

一、疫病流行状況概要
 2019年第15週にわたり、全市では法定伝染病合計14種13687例、死亡2例があると報告される。報告病例数の上位5位の病種を以下のように示す:インフルエンザ、その他の感染性下痢、肺結核、ウイルス性肝炎と赤痢。

二、重点疫病流行状況
 伝染病の流行の法則性によると、目下は赤痢、その他の感染性下痢、手足口病などの腸管感染症の感染者が多くなる季節である。手足口病の感染者は主に5歳以下の児童であるため、集団発生が起こりやすい託児所・幼稚園と学校はできるだけ早く予防措置を取るようアドバイスする。例えば、児童がよく触る物(おもちゃなど)を定期的に消毒・洗浄し、朝と昼ごろで児童は伝染病の症状があるかどうかを厳しくチェックし、感染者を発見した後、直ちに報告する同時に感染者を隔離し、健康児童と感染児童の密接的な接触を避けるなど。また、親は子供がよい衛生習慣身につけることに注意して、協力を与えるようアドバイスする。例えば、家でよく手を洗い、生水、生ものや冷たいものを避けるなど。
 今週、世界各州のカンジダ・アウリス(Candida auris)による感染例が報告される。中国においても、数例の感染例が報告されるため、市民の関心を寄せる。カンジダ・アウリス感染症の患者はおもに入院患者であり、罹患しやすい対象は重度慢性病を基礎疾患に持つ患者と免疫不全の患者である。新生児、挿管あるいは留置カテーテルを挿入された患者、手術を受けた患者、広域抗生物質を使用する患者、抗真菌剤を全身で使用する患者も感染する可能性がある。ただし、健康な人は通常カンジダ・アウリス感染症を感染しないため、一般市民は特殊な予防措置を取る必要がない。