毎週救急話題:春のお出かけの注意点
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:05/10/2024

春が訪れ、春風がそよ吹き、誰もが春の美しさを楽しんでいますが、遊びに出かける時、危険を避けるために安全にも注意を払う必要があります。2024年4月7日、房山区長溝鎮にある120番救急ステーションの救急隊は任務を受けた後、すぐに出動しました。途中、医師は患者の状態を詳しく聞き、転倒による腰痛に苦しんでいることを了解ました。救急現場は山の上にあり、道路も遠いため、救急隊はおおよその所要時間と速度を見積もって現場に急行しました。医師は患者の気分を落ち着かせながら、周囲の安全に注意し、患者を動かさないよう家族に指示しました。

山に到着後、医師は患者に具体的な場所と負傷の状況を尋ねた結果、患者と妻がバイクで坂道を下っていたところ、車輪が滑って横転し、山から転げ落ちたことが判明しました。現場は木の枝がうっそうと生い茂り、険しい峠道もあって、救助環境は非常に厳しいでした。何度か試みた後、救急隊員が患者を発見し、すぐに身体検査を実施した結果、患者の左肩と腰が重傷で、自力では動けない状態にあることが判明しました。そのため、救護隊員は現場で応急処置を行い、スコップ型担架に患者を固定し、家族とともに協力して救急車まで患者を運びました。搬送中、邱爽医師と呉軍賀看護師は患者の容態に細心の注意を払いながら、患者と家族を慰め続け、患者の容態が良好であることを確認し、最終的に受け入れ先の病院に移送して治療を実施しました。

 北京救急センター(120)のアドバイス:安全のため、安全設備が整っていない山には登らないでください。山間部を歩く時や運転する時、常に注意を払い、周囲の状況を観察し、慎重かつゆっくりと移動する必要があります。特に雨上がりの山の環境は複雑で、路面の石や泥、砂、落枝が路面の障害になることもありますし、うっそうと茂った藪が傷の原因になりやすく、山林の光の変化もめまいを誘発する可能性があり、潜在的なリスクとなります。負傷した場合、直ちに120番(救急車)通報し、専門スタッフの指示に従って、その場で安全な環境で救助隊を待つことをお勧めします。