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毎週救急話題:先天性心疾患で瀕死の状態にある少女、120配車員の指導で救助に成功
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:04/13/2023
3月30日の放課後、北京市通州区にある中学校の校門で、先天性心疾患のある14歳の少女・武さんが気を失い、数分後に息をしなくなるという危機的状況が発生しました。
通行人が緊急で120番通報し、受付けたのは6年の業務経験を持つ配車員・張迎春さんでした。危機的な状況において、彼女はすぐに少女の病状を把握し、直ちに最寄りの救急車を出動させ、現場の救助者に電話で医療指示を与えました。「手の付け根を胸骨に当て、もう一方の手をこの手の甲に押し当ててください!」「1秒間に2回以上、しっかりと素早く胸骨圧迫を行い、5cm以上下に押してください。」「押すのをやめないで、救急隊員が患者さんを見るまで続けてください!」その場にいた人々は少女が救助されるまでの時間を稼ぐため、次々と心肺蘇生を行いました。間もなく救急車が現場に到着し、救急医がすぐに心肺蘇生、点滴投与と一連の蘇生措置をとりました。
配車員は直ちに少女の病状を認識し、電話で指示を出しました。救急隊員に引き継がれるまで通行人が心肺蘇生を続けた後、蘇生した少女は速やかに病院へ運ばれ、治療が行われました。このように連動した命のリレーが少女を死から救い出すことに成功したのです。
北京救急センター(120)のアドバイス:先天性心疾患の患者さんは以下のことに注意する必要があります。安静にして激しい運動を避けます。喫煙やアルコールを厳禁し、あっさりした食事をとります。普段は感染症にならないように気をつけ、医師の処方通りに薬を正確に服用し、定期的に検査を受け、体調が悪いと感じたら医師の診察を受けます。突然の発作で緊急処置が必要な場合、まず120番通報し、冷静に現場を説明し、電話の指示に積極的に協力します。
