「120」は全国共通の緊急医療用電話番号です。事故が起きたとき、120番に電話することは、救急医療サービスシステムを作動させ、専門家の助けを得るための最も直接的で重要な方法です。120の配車指令センターは現場に救急車を派遣し、専門的な応急処置を施し、患者を病院まで搬送します。今のような新しい情勢の中で、一般市民は緊急電話がいつでもつながり、応急処置の意識と技術を高め、社会的救急体制を共同で構築し、重症患者のタイムリーで効果的な治療を受けられるようにする必要があります。
緊急電話番号「120」は、どのようなときに助けを求めればよいのですか? 病院外(自宅、公共の場、野外など)では、次のような状況が発生したら、すぐに120番に電話して助けを求めてください。
1.急病:例えば、意識不明、胸痛、呼吸困難、痙攣、その他の急性・重症の徴候を呈する患者。
2.事故による傷害:交通事故、生活事故、刑事事件などによる重大な身体的傷害。
3.緊急時:火災、溺水、感電、中毒、地震、踏みつけ傷害などの災害の場合。
4.その他、さまざまな予期せぬ要因で生命や健康に大きな支障をきたし、医療の助けが必要な場合。
120番の対応能力には限りがあり、不適切な緊急通報は社会の緊急資源を奪い、緊急援助の要請へのタイムリーな対応を妨げ、間接的に他人の生命の権利・利益を侵害する原因になることをご理解ください。緊急医療用電話である120番がいつでもつながるようするために、次のような場合は120番への電話をお控えください。
1.健康相談。120番は緊急医療支援専用回線であり、個人の健康管理、慢性疾患の薬物調整、日常の外来受診などに関する正確な医療指導はできませんので、これらの問題については、関連する専門機関にご相談ください。
2.コロナ感染予防抑制に関する政策の解読。新型コロナウイルス感染症の予防抑制政策の調整に伴い、多くの市民が関連政策をよく知らず、大量のコロナ相談の電話が120番の緊急資源を圧迫しています。現在、北京市は感染者を分類して管理しています。無症状の患者は自宅で療養し、軽症の患者は近くの病院で診察を受けます。重症の患者は病院外での緊急時に120番に直接電話をして助けを求めることができます。その他のコロナ関連政策の解釈や実施については、各区の関係部門やその他の関係部門にご相談ください。
3.悪質な嫌がらせ。中国の法律では、救急隊への悪質な通報、120番の救急資源を占有すること、120番の正常な運営を妨害することは、法律で罰せられる違法行為とされています。
4.その他、現場での応急処置に関係のない事項。
