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毎週救急話題:発熱のときに寒く感じるのはなぜですか?
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:09/10/2021
北京救急センターの配車指令センターの配車担当医には、このような電話がよくかかってきます。「体中に痛みを感じ、震えています。」「熱でもありますか?」と配車担当医が聞いた後、「彼は非常に寒く感じますが、発熱ですか?」と電話をかけてきた人の声には驚きがあります。
実際、体温調節中枢の変化は体表からの熱損失の減少と熱産生の増加から始まるのです。発熱する前に、体の表面からの熱損失が減少するために寒さを感じますので、この場合は水分を十分に摂り、適時水分を補給し、身体の冷却を物理的に行うようお勧めします。体温が高すぎる場合は医師の指示に従って解熱剤を服用することが重要です。
夏から秋にかけての季節は、朝晩の気温差が大きかったり、適時に厚着しなかっり、食生活が乱れたりすることにより、体質の弱い子供やお年寄りが風邪をひいたり、熱を出したりすることがあります。朝と夜の保温を始めることが大切で、夜は毛布や薄い掛け布団をかけて寝るのが良いでしょう。また、水分補給を十分に行い、宣肺・潤燥(肺の機能を高め、乾きの状態を改善すること)を促進する果物や食品を食べるなど、食生活にも気を配ることが大切です。新型コロナウイルスの感染拡大期間中、比較的閉鎖された環境で仕事をしている人は換気や頻繁な手洗い、個人的な保護にも気を配る必要があります。
