毎週救急話題:夏風邪になったらどうすればいいの?
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:07/30/2021

夏風邪は夏に最も多い病気で、熱風邪とも呼ばれ、微熱や頭痛、喉の痛みや鼻水などを伴うことが多い。熱風邪はインフルエンザではなく、伝染しないので、誰かに風邪を移されたと疑う必要がなく、自分があまり体を大事にしていないことが原因である。ここでは、熱風邪をひいてしまったときに、具体的にどうすればいいのかを紹介する。

ベッドで休む:熱風邪になると、めまいがしたり、集中力がなくなったり、仕事や勉強の効率が悪くなったり、疲れやすくなったりする。無理矢理に頑張り続けると熱風邪に悩まされ続けることになるので、一番の選択肢は休むことである。ベッドで休むことができなくても、適度に仕事量を減らしたほうがいい。

あっさりした食事:熱風邪をひいているときは、抵抗力が落ちていて、体内には排泄すべき老廃物(飲み込んだウイルスも含む)がたくさんあり、血液の粘性も高くなっている。食事が脂っこいと、体内の毒素を排出する効率が悪くなる。そのため、風邪の時は野菜を多く食べ、暴飲暴食をしないように心がけることが大切である。血液の粘度を下げるもう一つの方法は、水を多く飲むことである。通常、風邪をひいた後に医師から言われる最初のアドバイスは、水を多く飲むことである。

汗の量を減らす:風邪の時は体が弱っていて、体温の高低差に対応するのが難しいので、仕事の量を減らして汗の量を減らすようにしたほうがいい。汗をかくことで風邪が治ると考えて、毛布の中で汗をかきたがる人がいるが、これは間違っているとは言えないが、風邪の種類にもよる。汗をかくことで体温が下がり、発熱を治すことはできるが、体の水分やエネルギーが奪われるため、風邪の治療には悪影響を及ぼす。

薬物療法:一般的な風邪の場合、ほとんどの人は藿香正気散などの風邪薬を自分で購入するが、薬を3日間服用しても症状が改善しない、あるいは悪化する場合は、病院に行った方がいい。