毎週救急話題:冬のスキーで起こしやすい怪我の予防法
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:01/25/2021

スキーで起こしやすい怪我は通常膝関節・足関節の打撲傷、骨折などであり、腰椎の骨折になる可能性もある。また、腱・靭帯の捻挫などの軟部組織の損傷にもなりやすい。

転倒した後直ちに立ち上がらず、まず怪我しやすい重要な部分を検査する。例えば、頭・首の怪我をした場合、眩暈、吐き気、一過性意識障害、上肢・下肢の感覚麻痺、運動障害などの症状が現れると、決して軽視してはいけなく、スキー場の医療スタッフに助けを求め、できるだけ早く治療を受けたほうがいい。メンテナンスの行き届いた人工スキー場を選び、岩や木などの危険なものを避け、スキーの前にウォーミングアップをしっかりとする。初心者は 「上級者向けコース」に挑戦してはいけない。

大きなスキー場でスキーした時、雪盲に注意しなければならない。雪盲は雪眼炎とも呼ばれ、通常、雪が降って気温が下がった後の日中に発生し、羞明、涙、変な痒み、針で刺したような痛み、浮腫み、異物感などの症状が現れる。予防策としては、紫外線対策用のサングラスをかけたり、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEのサプリメントを普段から摂取したりする。雪盲となった場合、眼帯・清潔なガーゼで目を覆い、できるだけ目を使わないようにする。通常は自然に回復しますが、症状がひどい場合は、できるだけ早く医師の診察を受けたほうがいい。