毎週救急話題:秋風邪の三つの予防法
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:09/18/2020

  秋は気温の変化が激しくなったり、昼と夜の気温差が激しかったりする。体は気温の変化に適応できないと、風邪を引きやすくなる。特に換気の悪い勤務環境などで、感染発生のリスクが高くなるため、秋は風邪の流行季節である。ここで秋風邪の予防法を紹介する。上気道感染症は風邪とも呼ばれ、鼻からのど(上気道)に急性の炎症症状を呈する病気の総称であり、主にウイルスを含む飛沫、または汚染された手・用具で感染する。患者は年齢、性別、職業と地域を問わず感染し、一部の病種は伝染性を持ち、時にひどい合併症を引き起こす。一年中感染する可能性があるが、秋、冬、春の変わり目に流行しやくい。風邪予防に効果がある三つの方法:1、誘因を避ける。体が冷えたり、雨にぬれたり、過労したりすることを避け、よく手を洗い、汚い手で口、目、鼻に触ってはいけない。上気道感染症の流行季節になると、マスクを着用し、患者との接触を避け、大勢の人が集まる公共場所を控え、室内の換気に注意する。特に高齢者、体が弱い人などのハイリスク群は感染対策に注意し、昼と夜の気温差が激しくなる時に、適度に衣類を増減する。2、体質改善。規律ある適度な戸外運動を堅持し、体の免疫力と耐寒能力を向上させるのは主な予防法である。また、勤務と休憩のバランスに注意し、栄養バランスのある食事をとる。3、免疫調節薬とワクチン。頻繁に風邪を繰り返したり、高齢で免疫力が低下したりする患者は、情況を酌量して免疫調節薬を服用する。適応症がある場合、気道多価ワクチンを接種する。