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毎週救急話題:外傷の応急処置
ソース:北京市衛生健康委員会
日付:04/10/2020
清明節の連休で外へ出かけて遊ぶ人が多いため、保護・予防措置をしっかりと取る同時に、外傷の予防に注意しなければならない。出血の量が少ない場合、直接圧迫止血法、止血帯法を取る:消毒済の厚いガーゼを傷口に5-10分間で強く押さえた後、適度な力で包帯を巻く。そして、血行の状況をよく観察する。頭の外傷と意識不明の場合、嘔吐、痙攣、明らかな傷口・血腫、耳・鼻の出血、血性液体(脳髄液)の流出、瞳孔の縮小、瞳孔不同、頭部の凹みなどの症状が現れると、頭蓋骨の骨折になる可能性がある。そのため、負傷者の呼吸と心拍数を検査し、必要に応じて心肺蘇生法を行う。まず、負傷者を仰向けのまま横にさせ、頭をやや高くする。片側の耳から液体が流れると、頭をその側に向かせて液体を流出させ、決して耳を塞いではいけない。刀傷の場合、刀が体内に残ると、しっかりと固定し、決して抜いてはいけない。内臓が脱出すると、負傷者を座らせたり、仰向かのまま横にさせたりし、膝の下に枕を置く。そして、清潔な容器で脱出した内臓を覆ったり、厚いガーゼなどで傷口を抑えたりするままに包帯を巻く。内臓の脱出を悪化させないため、脱出した内臓を圧迫しなく、できる限り負傷者の強い咳を防ぐことに注意しなければならない。決して脱出した内臓を腹腔に入れてはいけない。顔の外傷の場合、止血と治療を遂行する同時に、修復後の皮膚の外観に注意しなければならない。傷口を守るために、清潔なガーゼ・ハンカチでしばった後、できる限り速く病院に行く。自分で傷口を処理したり、塗り薬、粉薬を塗ったりしてはいけない。そうでないと、傷口を汚染して医師の治療を妨げ、甚だしくは感染になる可能性もある。
