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毎週救急話題:軽度火傷に対する現場応急措置
ソース:
日付:05/26/2017
火傷はよく見られる不慮の事故による怪我である。軽い火傷は自分で処置すれば、すぐ治るが、ひどい火傷は処置が誤ると、命を脅かすだけでなく、瘢痕や傷害などを残すこともある。
軽度火傷(熱傷)。通常の日常生活で発生した不慮の事故による火傷は、火傷面積が1%以下の1度火傷或いは2火傷である。1.火傷(熱傷)を負った場合は、すぐに冷たい水で流し、又は火傷(熱傷)を負った手足を、痛みや灼熱感がなくなるまで、冷水に浸す。体或いは他の部位には、冷敷パッドなどで痛みを和らいで、怪我の悪化を防ぐ。2.火傷(熱傷)を負った場合は衣服を着たまま流し水で冷やしてから脱ぐか或いは挟みで注意深く切ってから取り除く。清水で洗った後、1度火傷を負った場所に火傷薬を塗る。歯磨き粉や醤油を塗るなどといった民間処方を信じてはいけない。3.2度火傷を負ったときに、水ぶくれがあった場合は、水ぶくれを潰さないようにする。水ぶくれの範囲が広く、破ったりして怪我を悪化させることを心配する場合には、針で(火で数秒間を焼く或いは60度の白酒、75%の酒精で消毒する)水ぶくれの底部を刺して、ゆっくりと水疱液を抜くことができるが、表皮を切ったりしてはいけない。それから、なるべく早めに病院に行って、お医者さんに見てもらう。
